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electronica 2016 国際コンポーネント・システム・アプリケーション専門見本市

electronica 2016 第27回 国際コンポーネント・システム・アプリケーション専門見本市

開催期間 2016年11月08日〜11日 (9:30〜18:00)
場所 ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場
開催周期 2年毎に開催 (偶数年)
WEB http://electronica.de/
特記 Productronicaと交互に開催

ミュンヘンで30年以上にわたり開催され、世界のトップメーカーの最新技術と製品が勢揃いする、業界屈指のリーディングメッセ 「electronica」。当見本市は電子部品・製造機器・光技術からパワーエレクトロニクス、セミコンダクター、電子基盤・回路関連分野まで、エレクトロニクスの全てを網羅するヨーロッパ最大のポータルを提供します。また、重要な業界関連団体・組織、専門メディア、ならびに官公庁からの協力を得てエレ クトロニクス市場で成長している分野に焦点をあてたトップクラスの会議、フォーラムプログラムも充実しています。

参考・引用元:メッセ・ミュンヘン

 

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今年のパビリオン一例:他、韓国、アメリカ、フランスなどなど

 

世界最大級! エレクトロニクスの最先端

 

エレクトロニカは前回の来場者数が7万3千人を突破。 今年は50カ国から約2900社の出展で、前回よりも約7%も増加しています。 ドイツ以外の国や地域からの出展が約7割。 特に、今年はその国や地域のパビリオンも多く設けられ、年々、海外からの出展が増え続ける傾向が見受けられます。

見本市では、「エレクトロニクス」に関連する製品、部品、技術、それらを使って応用して造られること、出来ること、すべての最先端が集まるエレクトロニカでは「エレクトロニクス」を利用するどの分野からも出展されています。 そのため、こちらのブースに高放熱基板があると思ったら、パワーデバイス向けソリューションがあったり、電源アナログIC技術もある。 各分野のバラエティに富んだ技術の最先端を見ることができます。

エレクトロニカのさらに特筆すべき点は、何と言っても世界各国から関連業者や研究者も多く集まるオープンセミナーとカンファレンス。 現在注目すべきエレクトロニクスの分野から、これからの未来に繋がりそうな分野や製品についての質の高いセミナーやカンファレンスが多数会場にて開催されます。

ドイツ語と英語で行われているので、通訳に頼る必要がある・・・かもしれませんが、この見本市の魅力ある一面の一つ。 興味深いカンファレンスは見逃さないように事前にチェックしてくださいね。

また、この見本市は社会人だけのためにあらず。 これからの未来を担う現学生への就職斡旋も見本市内で行われています。 多くの金の卵たちも集う「エレクトロニクス」に関係する皆さんのための見本市です。

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オープンセミナーの様子

 

inside tomorrow

IoT =Internet of Things(モノのインターネット)、そしてセキュリティ、自動車、インダストリー4.0、新しいエネルギーなどテーマがいくつかあります。

ところで、今年のキャッチコピーは 「inside tomorrow」

直訳したら、明日の内側。 意訳したら、未来の内側(を支えるモノ)。 もっと勝手に意訳して、未来では日常になるであろう新しい「モノ」と技術だと個人的には解釈しています。 未来では日常になるであろう新しい「モノ」と技術は何かというと曖昧と漠然としていますが・・・

例えば、どんなに優れた「モノ」があっても、それを動かすためのエネルギーが必要です。 いつもAC電源から電気が繋げられないかもしれないし、電池やバッテリをいつも変更することもできないかもしれない。 その場合、例えば「低消費電力」で駆動できるようにすればエネルギーの消費量が減り、「モノ」がより簡単に使えるようになります。

しかし、エネルギー自体もエネルギー枯渇問題からもわかるように、地球に詰まった資源は使えばなくなり、勝手にねずみ算で増えていくものでもない。 つまり、もしも今あるエネルギー資源がなくなったとしても、それに替わる何か新しいエネルギー資源や、未来永劫使えそうな(ほどまでは、いかなくても)半永久的にリサイクルできそうなエネルギー資源を作り出しすことも考えなければいけない。 いつでもエネルギーが出来るかどうかわからないので、貯めておく必要もある。 IoTの技術が進むほどに、必要なもの。

  • 新しい「モノ」
  • それを駆動させる「新しいエネルギー」
  • その新しいエネルギーを貯蓄する「モノ」

それらの開発と技術の改革が会場に共通した一つの大きなテーマではないかと感じました。

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 未来の車 

「自動運転」の実用化のためのセンサー、電子部品やシステムなど多く展示されていました。 スクリーンでの管理・操縦が可能な車のシステムも実用化に近づきつつある様で、全国のSFファンが夢見たような世界が着実に近づいています。

見本市会場にはスクリーンタッチで運転するシステムの紹介も。

未来の車といえば、漫画やアニメ。 SF小説や映画に出て来るような「空飛ぶ車」「AI 機能付き自動運転する車」などなどなど。 夢にまでみた白馬の王子さま、、ならぬ「ナイト2000」※が販売される日もそう遠くはないのかもしれません。

※「ナイト2000」は、ドラマと映画「ナイトライダー」に出て来る人語を話す特殊装備を搭載したドリーム・カー。

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試乗したかったが並ぶの(と目立つの)が嫌で断念・・・!無念

 

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これからはハンドルもなくなるのでしょうか・・・

 

見本市のこれからの在り方?

 

 未来を感じる展示方法 

今年はVR(バーチャルリアリティ)元年だそうですが、今回のエレクトロニカで印象的だったのは、至る所にあったVRシステム。

今回VRの使い方がとても印象的だったのはOSRM。 VRゴーグルをかければ、そこにはOSRMの製品紹介とイメージする世界が。 「商品」としてVRゴーグルを使うのではなく、あくまで製品を紹介する方法として使うというのは、エレクトロニカという見本市にふさわしい未来的な製品の見せ方なのかもしれません。 ああ、どんどん空想科学が現実になっていく。

ただし、さすがに元年だけあって、故障も頻発。 バッテリーも連続3〜4時間程度しか保たないそうなので、今後の課題だとVRを利用している各社担当者が苦笑いしていました。 また、どこのVRゴーグルも(私には)大きすぎてずれるのだけが残念。 ずれるので製品紹介を見るにも、ゲームするにも集中できないし、蒸れる。 この点はVRゴーグルを作っている会社が誰の頭にもフィットするように頑張ってくれたら良いな・・・と願ってます。

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画像出典:Electronica2016 © Virtual-reality-osram

 

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すごかった・・・!ゆっくり見てみたかったが目が結構痛くもなりました

 

 見本市での「食」の意味 

アメ、チョコ、グミなどおきまりのお菓子やちょっとした乾き物系スナックと飲物を提供するブースが多かった・・・のですが、今年は本当に色々なブースで食べものを提供していた印象があります。

通りかかった来場者をブースに誘い込むためなのか、はたまた商談中にリラックスして良い印象を持ってもらうためなのか、ただの流行なのかは分かりませんが、例年よりも目についた見本市会場内での凝った食の提供。

ちなみにお味は・・・どちらも大変美味しゅうございました。

(注意:頼めばどこでも誰でも貰えると言う訳でなく、商談中の食事として提供している場合が多い)

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自社ロゴ付きバラマキスイーツも多い

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サンドイッチはピンキリでした(↑美味しかったサンドイッチ)

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フレンチ(生ガキ)もあるよ

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寿司まで握ってもらえます

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シェフまでいる・・・ゾ!

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デザートもあります、ドーナッツ。ケーキもありました

 

 ビジュアルの大事さ 

他とは一風変わった目を引くブースデザインが非常に多くありました。

とあるブースの担当者曰く、「うちは比較的この業界では新参者でね。 しかも、製品も正直あんまり大きな差がつけられない様なものだから、せめて来場者やこれから新しく提携パートナーを探そうと思っている会社の目に留まる様にこういうデザインにしたんだ」

そのブースは、シンプルかつオーソドックスなデザインのブースが立ち並ぶど真ん中に・・・アメリカン・コミック調で製品の紹介をビジュアライズされ、非常にわかりやすい。 色も他のブースに青や黒が多い中、ポイントカラーに赤を選んで目立つように考えられている。 確かに、その戦略につられて私はブースに立ち止まってお話を聞かせてもらえたので、狙いは大成功?なのかもしれません。

別のブースの担当者は「僕たちの技術は素晴らしいと思うけど、基本的には(この業界は)他社との差があまりないんだ。 だからデザインの面でプラスαで出来ることがある!という所をアピールしたくて、目を引くおしゃれなデザインにしたんだよね」 まるでファッション系見本市の様なブースデザイン。 確かに製品は他ブースの製品に比べてデザインが凝っています。

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横から見た図(ブース自体はとても小さいが、印象的)

 

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ファッション関係のメッセに来た気分になりました(製品もカラフルおしゃれ)

これらのブースに共通するのは、ビジュアル面やデザイン的要素を強化し、周囲との差異を明確に表現することで、社の製品やイメージをわかりやすく印象的に覚えてもらうのが狙い。 ドイツのブースデザインは、確かにイメージや斬新なビジュアルにこだわっている印象がありましたが、これまでとは違った意味での「新しさ」が流行りだしている様です。

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取り扱う製品とブースのイメージのギャップに萌え・・・ないけど、立ち寄ってしまいます

 

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多分低予算だが、コンセプトがしっかりしていてわかりやすい。 素晴らしい洒落たブースだと思う

 

まとめ

 

 エレクトロニカのテーマを図解にしたような? 

先日テスラ・モーターズ(電気自動車会社)のイーロン・マスクCEO今年10月末に発表したSolar City(太陽エネルギー企業)との合併計画を進めていると発表しました。 実はこの太陽エネルギー会社、マスク氏自身が従兄弟と共同で立ち上げた会社で、どう見ても屋根のタイルにしか見えないオシャレな太陽光パネル「発電する屋根」solar roofを開発(2017年発売予定)。

そして、同時に進めている新しいバッテリーシステムと車の充電器の機能を持つPowerwall 2。 家庭用蓄電池「Tesla Powerwall」の新モデルで、太陽光から得る電気を蓄電します。

電気を蓄電するには、パートナー企業であるパナソニックの高効率太陽電池「HIT」シリーズやリチウム電池の生産技術が重要な役割を果たしています。 つまりは、生産と消費(供給)をトータルでサポートすることが実現できるようにするための計画です。

  • 新しい「モノ」=電気自動車
  • それを駆動させる「新しいエネルギー」=ソーラーエネルギー
  • その新しいエネルギーを貯蓄する「モノ」=パワーウォール(それを支えるリチウム電池)

簡単に言えば、この様な連携の素材の原石が、今回のエレクトロニカには多くあったように思います。

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エレクトロニカで実際にあった展示 画像出典:Electronica2016 © Solardach

 

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縁の下の力持ち!? 重要なバッテリーたちも展示されていました

 

人類の進歩に貢献するには、「インターネット」「クリーン・エネルギー」- これは生産と消費両方ですが- ソーラーシティは生産で、Teslaは消費ですね。そして「宇宙」、これは規模を地球だけに留めないというところにあります。

引用:イーロン・マスクインタビュー

 

エレクトロニカには、新しい「モノ」も技術も揃っていました。 どう組み合わさるか、どのタイミングで出会えるかで、私たちの未来に現れる「モノ」が変わっていくのかもしれない、それは地球規模にとどまらず宇宙にも広がっていくのかと思うと何だかすごくワクワクして来ます・・よね?(私だけかな・・)

今年も盛況に終わったエレクトロニカ。 2年後に出会える新しい「モノ」と技術が楽しみです!

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ところで弊社では、企業のドイツでのメッセの出展準備からアフターフォローまでサポート致します。 見本市の視察サポートや通訳手配、(真面目な)視察レポート等も承っております。

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